業務プロセスの大掃除
さまざまな分析ツールを用いて業務プロセスを分析したら、次は実際に改善をする段階に入ります。業務プロセスの改善は、いわば、業務プロセスの大掃除です。
業務プロセスの改善方法に関係する用語としては「BPR(業務プロセスリエンジ
ニアリング)」「BPM(業務プロセス管理)」「グループウェア」の3つの用語がよく
出題されます。これらの用語を念頭において、読み進めてください。
BPRとBPM
BPR(Business Process Reengineering:業務プロセスリエンジニアリング)と
は、企業全体の業務プロセスを「抜本的」に再設計する手法です。BPRで最も重要
なポイントは、情報システム戦略(p.176)と同様に、部分最適ではなく全体最適を
考え方の根底においているところにあります。
BPRは分業に対する反省から生まれた手法です。分業体制では、各部門が自分
たちの生産性を上げることのみに注力します。その結果、部分最適が進み、企業全
体の生産性が悪化することもしばしばありました。
グループウェア
業務プロセスを改善するためには、従業員同士でコミュニケーションをとる必要
があります。その際に役立つのが「グループウェア」です。
グループウェアとは、共同作業を複数人で円滑に行うためのソフトウェアです。
有名なグループウェア製品にGoogle社の「Google Workspace」やMicrosoft社の
「Microsoft 365」などがあります。グループウェアには、主に次の機能が用意され
ています。
- 電子メール
- ワークフローシステム
- チャット
- ファイル共有
- 電子掲示板
- テレビ会議
- 会議室予約
- スケジュール管理