社会における IT 利活用の動向

そもそも、経営者が会社を経営していくには経営資源が必要です。

経営資源とは、一般的に「ヒト」「モノ」「カネ」「情報(チエ)」のことを指し、これら4つの経営資源を「4大経営資源」といいます。

https://kyoujinnka.smrj.go.jp/guidance/make-plan-tandoku/02.html

参考:独立行政法人 中小企業基盤整備機構

企業は、これらの経営資源を活用して、競争をしています。

HRM(人的資源管理)

HRMはHuman Resource Managementのことで日本語で「人的資源管理」を意味します。

HRMはヒトを経営資源の1つと考え、人的資源を有効活用する考え方です。

HRMの特徴は、ヒトに対して訓練や教育を施すことによって経営資源の価値を高めることができることです。

HRテック

HRテックとは、Human Resource(人事)とテック(テクノロジー、技術)を組み合わせた造語で、人的資源の管理にICT技術を活用しようとする活動やサービスのことを指します。HRテックの分野を大きく分けると、人事管理、人材開発、労務管理、福利厚生などの機能を提供する「人事·組織システム」と、求人やロボット·AIなど機能を提供する「労働力の獲得サービス」があります。

OJTとOff-JT

OJT(オージェイティ)はOn the Job Trainingのことで、実際の業務を通じた教育訓練のことを指します。現場で行うトレーニングが該当します。

Off-JT(オフジェイティ)はOff the Job Trainingのことで、仕事を離れて行われる教育訓練のことを指します。例えば、業務時間外にセミナーに参加してスキルを身につけることはOff-JTに該当します。

eラーニングとアダプティブラーニング

e-ラーニングとは、パソコンやインターネットなどのITを使った学習方法です。

講師が直接教えるという形態ではないため、コストを節約することができます。

当サイトもe-ラーニングのひとつに分類されます。

アダプティブラーニングとは、一人ひとりの習熟度や苦手分野に応じて、その人に適した学習内容を提供する教育手法です。

6つの組織形態

4つある経営資源のうちの1つである人の集まりを「経営組織」といい、経営組織の形態のことを「経営形態」といいます。

ITパスポート試験では、以下6つの経営形態について頻繁に出題があります。

  1. 職能別組織
  2. 事業部制組織
  3. マトリックス組織
  4. プロジェクト組織
  5. カンパニー制組織
  6. 持株会社

ITパスポートでは「カンパニー制組織」について出題が多く、そのほかの経営形態については不正解の選択肢として出題されることが多くなっています。

 

 

経営陣の役職名

ITパスポートでは、経営陣の役職名についても出題があります。

  • CEO → 「最高経営責任者」のこと。一般的には経営者(社長)のことを指します。
  • CIO → 「最高情報責任者」のこと。CIOの主な業務は情報システムの統括。 
  • CTO → 「最高技術責任者」のこと。CTOの主な業務は技術戦略の策定や技術開発の推進。