Red Hat 認定上級システム管理者試験 – Ansible – (EX294)の試験概要を紹介します。

RHCE認定試験(EX294)は、Red Hat Enterprise Linux 9環境において、Ansibleを利用したシステム管理および運用自動化のスキルを実機操作で評価する実技試験です。複数サーバーの構成管理や自動化、Ansible Playbookの作成・実行などの実践的な能力が問われます。合格すると「Red Hat Certified Engineer(RHCE)」認定を取得でき、Red Hat認定資格の上位レベルへ進むための基礎となります。

https://www.redhat.com/ja/services/training/ex294-red-hat-certified-engineer-rhce-exam-red-hat-enterprise-linux-9

RHCE認定を取得するには、下位の資格であるRHCSAの取得が必要です。

RHCEでは以下の技術について問われます。実際のRed Hat Enterprise Linuxを操作して以下の操作ができるようにする必要があります。

Red Hat 認定システム管理者試験 – Ansible – の受験者には、以下のタスクを実行する能力が求められます。

  • Red Hat 認定システム管理者として担当するすべてのタスクを実行できる
    • 基本的なツールの理解と使用
    • 稼働中のシステムの運用
    • ローカルストレージの設定
    • ファイルシステムの作成と設定
    • システムのデプロイ、設定、保守
    • ユーザーとグループの管理
    • セキュリティの管理
    • シンプルなシェルスクリプトを分析できる
  • Ansible の主な構成要素を理解する
    • インベントリー
    • モジュール
    • 変数
    • ファクト
    • ループ
    • 条件付きタスク
    • play
    • タスク失敗時の処理
    • Playbook
    • 設定ファイル
    • ロール
    • 提供されたドキュメントを使用して、Ansible のモジュールやコマンドに関する具体的な情報を調べる
  • Ansible を設定する
    • ansible.cfg の作成と変更
    • ansible-navigator.yml の変更
    • 静的なホスト・インベントリー・ファイルの作成
    • 静的インベントリーを作成、使用して、ホストのグループを定義する
  • Ansible の管理対象ノードを設定する
  • SSH キーを作成し、管理対象ノードに配布する
  • 管理対象ノードで特権昇格を設定する
  • 管理対象ノードにファイルをデプロイする
  • Playbook を実行する
    • ansible-navigator と ansible-playbook を使用して Playbook を実行する方法を理解している
    • ansible-navigator を使用して、利用可能な Ansible Content Collections から新しいモジュールを探し、使用する
    • ansible-navigator を使用してインベントリーを作成し、Ansible 環境を設定する
  • Git を使用して基本的なソース管理操作を実行する
    • git リポジトリのコピーを作成する
    • git リポジトリにファイルを追加する
  • Visual Studio Code (VS Code) に精通し、エディター内で以下のタスクを実行できる
    • Playbook を作成して git リポジトリにプッシュする
    • ansible-navigator の設定
    • Ansible 開発コンテナを使用して Playbook を実行する
  • Ansible の Play および Playbook を作成する
    • よく使用される Ansible モジュールの使い方を理解している
    • 変数を使用してコマンドの実行結果を取得する
    • 条件分岐を使用して Play の実行を制御する
    • エラー処理を構成する
    • システムを特定の状態に構成するための Playbook を作成する
  • ロールと Ansible Content Collections を使用する
    • ロールを作成し、活用する
    • ロールをインストールし、Playbook で使用する
    • Content Collections をインストールし、Playbook で使用する
    • 関連するロール、補助モジュール、およびその他のコンテンツのセットを Content Collections から取得して Playbook で使用する
  • 以下に対応する Ansible モジュールを使用して、RHCSA の標準的なタスクを自動化する
    • ソフトウェアパッケージとリポジトリ
    • サービス
    • ファイアウォールルール
    • ファイルシステム
    • ストレージデバイス
    • ファイルコンテンツ
    • アーカイブ
    • タスクスケジューリング
    • セキュリティ
    • ユーザーとグループ
  • コンテンツを管理する
    • テンプレートを作成して使用し、カスタマイズされた設定ファイルを作成する
    • Playbook で Ansible Vault を使用して機密データを保護する

Red Hat のすべての実技試験と同様に、再起動後も自動で設定が維持されるようにする必要があります。