シェルプロンプトとは

シェルプロンプト(Shell Prompt)とは、Linuxの画面上で「システムがユーザーからのコマンド入力を受け付ける準備ができたこと」を示す合図(サイン)のことです。プロンプト(Prompt)には「促す」という意味があり、ユーザーに「ここにコマンドを入力してください」と促すために表示されます。

例として、画面に以下のように表示されているものをシェルプロンプトと呼びます。
[user@localhost ~]$

シェルプロンプトの基礎

プロンプトの末尾の記号は、現在の実行権限を示します。
  • $ (一般ユーザー): システム設定の変更権限を持たない一般アカウントです。
  • # (特権ユーザー / root): システム全体の変更が可能な管理者アカウントです。

一般ユーザーとrootユーザーの切り替え

一般ユーザーとrootユーザーの切り替えについて解説します。

一般ユーザーとrootユーザーを切り替えるには以下のコマンドを使用します。

$ su

suは「Substitute User」または「Switch User」、「Super User」など の略です。一般的には「Substitute User」の略として扱われます。

sudoコマンドでrootユーザーでコマンドを実行する

以下のようにコマンドを実行することで、コマンドをrootユーザーで実行することができます。

$ sudo [コマンド]

Bashプログラム(シェルスクリプト)の作成と実行

以下のようなソースコードの書かれたファイルを作成して実行させる形でBashでプログラムを実行することができます。

ファイルの先頭にある シバン (#!) 記号は、プログラミング言語のソースコードの一部ではありません。

シバン を使用して、テキストファイルを実行可能ファイルに変換します。

以下のようなプログラムは「シェルスクリプト」と言います。

Bash のソースコードを直接実行可能にします。

Bash シェルの組み込み言語で書かれたサンプルの Hello World プログラム (bello) には、次の内容が含まれています。

#!/bin/bash

printf "Hello World\n"

(中略)

  1. ソースコードを含むファイルを実行可能ファイルにします。

    $ chmod +x bello
     
     
  2. 作成したファイルを実行します。

    $ ./bello
     
     
    Hello World

https://docs.redhat.com/ja/documentation/red_hat_enterprise_linux/10/html/packaging_and_distributing_software/raw-interpreting-a-sample-bash-program

RHCSAは実技試験なので、実際にファイルを作成して実行させてみましょう。ファイル名を「bello」としてviエディタで新規ファイルを作成して開きます。

$ vi bello

viエディタが起動したら以下のソースコードを記載します。

#!/bin/bash

printf "Hello World\n"

ソースコードを記載したら以下をviエディタで実行してファイルを保存します。

:wq

Tera TermからSSHで接続して実際にやってみた作業の画像は以下の通りです。

lsコマンドを実行して作成したファイルが存在していることを確認します。

$ ls -la
...
-rw-r--r--   1 user user   36  8月 22 17:54 bello
...

この状態では、実行権限がない状態(-rw-r–r–)なので、作成したファイルに実行権限を付与します。

$ chmod +x bello

再度lsコマンドを実行してファイルに実行権限が付与されたことを確認します。

$ ls -la
...
-rwxr-xr-x   1 user user   36  8月 22 17:54 bello
...

Tera Termでは、実行権限のあるファイルは緑色の文字で表示されます。

権限を付与したファイルを実行します。

$ ./bello

実際に実行すると以下のように表示されます。